Rewrite

ゲームクリア。

AIRを初めてクリアした時の感想に近いものを感じます。
要するに、わけわからんと。
MOON編をきちんと理解していないのが問題なんでしょうかね。

エンディングはもっとはっきりハッピーエンドだと思える方が良かったと思います。
確かに希望のある終わり方ですが・・・不満点が多いです。
一番は、瑚太郎の不在。
使い魔として新たに生まれてはきますが、あれはもう彼であって彼ではないし。

シナリオについての不満も沢山ありますが、やはりヒロインの不在が一番不満かな。
小鳥や朱音、静流はほんの少し出番がありますが、子供ではなくゲーム開始時の姿で全員が出てくるのは最後だけ。
そもそもこの話の時間軸が分からない。
Terra編以前の本編で、瑚太郎が数年間記憶をなくしてるっていう話があったから、てっきりそこの補完なのかと思いましたが

、それともちょっと違うようで。
どのルートの過去でもない、新しいシナリオと考えるべきなのかな。


話の流れとしては、不完全な救済(?)が行われた後、ガイアとガーディアン両方の技術を全世界に発信し、皆がその技術を使うことで寿命を減らし、その結果地球が滅びを免れるかもしれないから後は人類頑張れって感じだと理解しましたが、如何でしょうか。
いや、この解釈だとラストで篝が間に合わなかったと言ってるのと矛盾するし、ちょっとおかしいか。
ダメだ1回プレイしただけじゃ全然わかんねえ。

最初に読了感がAIRみたいだと書きましたが、中身も似通った部分がありますよね。
AIRでは幸せな記憶、Rewriteでは良き記憶。

最後までプレイしましたが、その感想としてまず出てくるのは「求めてるのはこれじゃない」という気持ち。
AIRは別としてもKey作品というのは、多少解釈が難しいところはあっても、エンディングはとりあえずハッピーエンドで良かったと素直に思えるものでした。
最後までプレイして頭にクエスチョンマークがつく作品っていうのはちょっとなあ・・・。
あと、先ほど不満点としても述べたけど、多分どのシナリオの瑚太郎よりも頑張っていたこのシナリオの瑚太郎はもっと報われるべきはないかなと。

プレイ時間は32時間35分。
Terra編はぶっ通しでやって3時間15分で終わりました。
細かいネタの回収、マッピーを埋める作業などは残っていますが、攻略サイトの情報待ちですかね。
一旦総括も書いて点数を確定させようかな。

なんかね、期待通りじゃなくて、残念。