天使の羽根を踏まないでっ

TRUEエンドクリア。

凄く面白かったの一言。
伏線回収が素晴らしかったですね。
月の学園がメインとはいえ、しっかり照やひかるさんも攻略してるあやめさんマジ鬼畜。
ラストのハーレムっぷりにはニヤニヤが止まらなかったぜ。

羽音をクリアした時から、「先生」は敵になるんだろうなとは思っていましたが、ラスボスの威厳が半端なかった。
μとは神様の娯楽だったと。
そういう意味では、神様はエロゲーマーと言ってもあんまり違和感ないんじゃないかな。

「先生」の正体については何となく分かったけど、細かいところはよく分からなかったなあ。
出エジプト記の内容で、奴隷の一人が実は神様を信じてて、その人を中心とした世界が出来上がってしまった。
その世界ではかつて「先生」の先生だった奴隷達が天使となっていたが、その世界は不完全なものだった。
「先生」はあれほど神に縋るなと言われていたのに神を信仰していたその奴隷(=あやめたちの世界の神)が許せなくて、神殺しを計画すると、そんな感じ?
そもそも大前提として、その元奴隷がなんで世界を作り変えることができたのかが謎だ。
その辺はまあ、考察サイトでも読んで補完することにしよう。

よく分からない部分もあったとはいえ、みんなで力を合わせて戦って、大団円を迎えるという流れは非常に良かったです。
7人の塾の生徒の名前や大罪の伏線も素晴らしい。
ひかるさんの怠惰とかはちょっと微妙ですが、まさか憩先輩の食いしんぼ設定が伏線だったのには素直にやられたと思いました。
シーザーさんは結局ほぼ出番がなかったのが意外でしたね。
立ち絵がある割には最初と最後しか出番がなくてちょっと残念。

プレイ時間は15時間18分。
あとは選択肢を選び直してシーン回収をして終わりにしようかと思います。
そんなに長くないし、もう一度最初からやり直してもいいくらいの作品だなあ。