天使の羽根を踏まないでっ

ひかるルートクリア。

ひかるというか姉妹ルートでしたね。
選択肢次第ではひかる単独のEDもあるようですが。

完璧超人の主人公が、次々にヒロインを攻略していく様は予定調和とはいえ見ていて楽しいものでした。
女装する主人公はおとボク以来だけど、何故バレないのか突っ込んだら負けですよね。
まあ、照以外は気づいてたから、まだリアリティがなきにしもあらずといったところでしょうか。

「きっとこれは、神様を×す、物語」
と、ぱっと見は「殺す」って単語が入りそうなキャッチフレーズですが、予想通り実際はそれとは真逆の言葉が入りましたね。
運命に逆らった主人公が最後のμとして選ばれると。
神様くらいになると性別なんて些末なことになるんでしょうか。
ある程度明確な死期が見えている主人公でしたが、神様パワーでそれすら回避するというという素晴らしきハッピーエンド。
結局最後まで全く出番がなかったお嬢様でしたが、死ぬことはなくなった主人公を見て恩返しはもうしてもらったと言うことは、彼女がμになって望むことも主人公の病気を治してほしいとかそんな感じだったのかな。

ただ一つの違和感といえば、お嬢様に会うためにμになるっていうのはちょっと無理があったような気がします。
あの主人公ならもっと確実で現実的な方法でなんとかできたのでは。
寿命が限られてる中で、μになる方法すら確立されているわけではないのにそれを目指すというのは、ちょっと博打が過ぎるんじゃないかなと。

アーリャのエロシーンはないわけではなかったですが、ちゃんと攻略はできなくて残念。
会長は可愛すぎます。照はなんというか不幸可愛い。

世界観についての大まかな説明をするというのが太陽の学園ルートなのかなという印象。
μについての細かい伏線やら、お嬢様の話やら回収されてない伏線は山ほどありますが、月の学園でそれらは明かされるのでしょうね。
なんか月の学園は暗い話だと聞いてるし、ライターが朱門さんということでちょっと怖いw

プレイ時間は5時間5分。
まだまだこれからって感じだね。