真夜中の闘い

バイトから帰ってきて、夜。
私の一日は夜の12時から始まります。
きみのぞをプレイ。
とても楽しんでいたのです。
そう、あの時までは・・・。
1時半頃のことです。
プレイをしていると、後ろの方で、がさごそ、がさごそという音が。
何気なく後ろを振り返ってみると、奴がいたのです。
黒い悪魔、G。
まずはぎゃーーーーと言いつつ全力で後退。
倒すか逃げるか迷ったが、ここで放置しても落ち着いてプレイ出来ないし、何より将来立派な自宅警備員になるためにはこれは越えねばならない試練だと思ったので、気持ちを切り替え、戦闘モードに。
いつものやり方でまず戦う。洗剤をぶっかけて窒息死させるという方法。
この方法は、Gを潰したりしないので、後片付けが楽という点で良い。
新聞紙で叩くとかは、倒すのは手っ取り早いがその後の処理が非常に気持ち悪いから禁じ手にしてます。
しかし、今回は、かなり活きのいい奴で、ちょっと洗剤かけてもすぐ動いて逃げるため、どうにも埒があかない。
新しいプランに移行。
やさい氏発案の武器を作ることにする。
残念ながら手元にサランラップの芯は無かったので、近くにあったコーヒーのペットボトルで代用。
ペットボトルにガムテープを両面にしてくっつけ、準備完了。
武器を準備している間にGが消える。
探す。
物陰とか触っていきなり出てきたら多分心臓が飛び出て死ぬから、別のペットボトルで物を動かして様子を見る。
突如出現、こっちに向かって来る。
ぎゃーーーーと、2度目の悲鳴をあげながらやっぱり逃げる。
この時点で、片思いの女の子と二人っきりで体育館倉庫に閉じ込められちゃった時の7倍ほどの心拍数。
アドレナリンがえらいことに。
少し気持ちを落ち着け、また見えなくなったGを探す。
出現→3度目のぎゃーーー。
これをしばらく繰り返す。長期戦になりそうだ。
物陰から出てきた時の動きがキモ素早くてなかなか武器で攻撃できない。
こっちに来られたらどうしても防御、というか逃げるし。
でまあ、膠着状態。
しばらくそんな感じでしたが、物陰から出てきて比較的動きがゆっくりだった瞬間を狙って武器で攻撃!
ガムテープにくっついた!
と思ったらすぐ取れた!!
が、どうやら結構のダメージを与えたらしく、先ほどまでの機敏な動きは消え、その辺をのたうちまわっていました。
これはチャンスともう一度攻撃。
今度はうまくくっついた。
用意していたビニール袋に入れ、しっかり閉じてゴミ箱へ。
先生、僕はやったよ・・・。男になれたよ・・・。
正直何回叫んだか分からないw夜中なのに迷惑すぎwww
まだ心臓がバクバクでとてもゲームなんて出来る状態じゃありませんでした。
しばらく放心して、Gが居ないって素晴しいということを実感。
その後落ち着いて、再びゲームをプレイしました。
私が唯一落ち着いてゲームをできるこの時間、この空間を邪魔する者を排除出来たことを誇りに思いながら。








数分後。
二匹目が出た><