るいは智を呼ぶ

こよりルートクリア。

裏社会の王に、俺はなる!
やたら「社会人」と敵対したがる厨二病的なシナリオにはちょっと辟易してしまいましたね。
終わり方もこれまで同様、特に何か解決したというわけでもなく。
こよりの姉との確執も、大雑把にしか分からなかったままで何とも後味が悪いです。
一応、お姉さんがこよりのことを考えてることは分かりましたが、心情描写等でもうちょっとアピールしてくれた方がお姉さんにも感情移入できたんじゃないかなあ。
些細なすれ違いで姉妹が離れていく、そういうシナリオにしたかったのでしょうが、それがイマイチ伝わってこなかったのが残念。

そして三宅さんがクズ過ぎてワロタ。
他のシナリオでは普通に良さそうな人だっただけに、これはちょっと意外でしたね。
だからこそきっと問答無用で死んでるんだろうなあ。
にしてもやっぱり主人公達は三宅さんというか知らない大人にガードが甘い気がしますね。
茜子さんの能力でさっさとこいつやばいってことは分からなかったのでしょうか。
あっさり自分の能力について説明しちゃうのはいくらなんでも迂闊すぎると思うのですが。

惠の呪いははっきりとは分からなかったけど、「本心をそのまま伝えることができない」とか嘘や冗談を混ぜないと言葉が交わせないとかそういったコミュニケーション能力的な制限がありそうですね。
能力についても謎。身体能力がちょっと高いくらいしか思いつかないけど、なんだろう。

こよりのエロシーンは家族計画の末莉シナリオを思い出しましたね。
しかし、中出ししても大丈夫、だって私は「まだ」だからってのは爆笑したわ。
なるほど、その発想はなかったわ。しかしそっちの方が問題が多すぎると思います!
ギャグシーンの卓球で王子サーブの解説があったのも個人的には笑えました。

こよりと智が幼馴染だったというのは共通ルートで伏線がなかった分、唐突過ぎる気がしましたね。
確かにその理屈であれば今回は智が呪いを踏むことはないですね。
ただ、最初に会った時は確かにそれで呪いを踏んでるようなので、他のルートではなぜ性別がバレたのに呪いが発動しなかったのは謎のままですが。

やはり全体的に主人公やヒロインの行動原理が見えてこない部分が多いです。
先ほど書いた三宅さんを割とあっさり信じて能力について話してしまったり、監視がこよりの姉だと分かったら同盟そのものがあっさり瓦解してしまったり。
CAコーポレーションに乗り込む時も、「子供」であることにこだわったのか割と無策で乗り込んでピンチになってるし。
るいルートではちゃんと計画を練っていたし、なぜわざわざ危険なことをしてるのか分からない。
なんかもやもやしますが、とりあえず次のルートをやってみようと思います。

プレイ時間はここまで9時間45分。
こよりルートも大体2時間くらいでしたね。