面接

面「それでは、1分間で自己PRをして下さい」
「はい。私はエロゲの地雷を避けることが出来ます。事前に綿密な情報収集をすることで、地雷回避率は90%を超えています。また、情報を集めるだけでなく、ブランドごとに過去の地雷作品の傾向を分析し、地雷回避をより確かなものにしています。この情報収集・分析能力は業務を行う上で重要であり、私はこの能力に自信を持っています」
面「なるほど、それは凄いですね。綿密な情報収集というのは、具体的にどのようなことをなさっているのですか」
「はい。まずはシナリオライターのチェックをします。シナリオに関する地雷率が最も高いからです。他にも、公式HPにてデモムービーを鑑賞し、実際に体験版をプレイしています」
面「そうですか。ところで、先ほど地雷回避率は90%以上と仰っていましたが、回避できなかった時のことを具体的に教えて下さい」
「はい。具体的な作品名を出すことは憚られるのですが、特定のヒロインのシナリオがない作品を購入してしまったことがあります。体験版をプレイした限りでは問題がなく、シナリオライターも不安な点はなかったのですが、こちらが想定していない形で地雷を踏んでしまいました」
面「その時に、あなたはどう思いましたか」
「地雷だと見抜けなかった自分が情けなく感じました。また、それと同時に、このような状態で販売した企業に対して残念に思いました」
面「今の体験から、何か学んだことはありますか」
「はい。どれだけこちらが万全を期しても、地雷を完全に避けることは出来ないと感じました。ですので、常に地雷である可能性を考慮し、その覚悟を持って購入するようにしました。」
面「はい、分かりました。では最後に、あなたにとってエロゲとは何ですか」
「人生です」
面「それはエロゲではないですね。不合格」
「ちょwおまwww」