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- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/10
- メディア: 新書
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後半はちょっと読み飛ばした感があるけど、今日なんとか読み終わった。
「バカの壁」についてでは、最初の大学生の話が分かりやすかった。
自分が知っていると思いこめば、それ以上知ろうとしないから、新しい情報は得られない。
あまり有益なことではないですね。
脳内の一次方程式y=axの話も面白かった。
最も簡単な一次の方程式で、脳への入力と出力が説明出来るんだねぇ。
興味が無くて定数aが0ならば、その人に何を言っても聞いてないのと同じ。
そういう状態じゃ、いくら話をしても無駄、と。
あとは、情報が不変であって、人間は変わる、という話も納得。
まあ全てが変わるというわけじゃないでしょうが、単純に物事を知るというだけで考え方は結構変わると思う。
最近は色々な場面で、知識だけあるような人間は〜とか批判されがちですが、知ってるというだけでだいぶ違うと思う。
意識と無意識とかのあたりは結構読み流したんで感想は言えないです。
分かったような、分からないような。こういうときは多分分かってないんですね。
話に聞いてたよりは分かりやすかった。でも勿論簡単でもなかった。