CARNIVAL

読了&総括。

瀬戸口さんと聞いて色々覚悟してプレイしてみましたが、予想よりはダメージを受けずに終わりましたね。
いやー、でもあれだね、何書いたらいいんだろう。
あんまり色々と考えられるほど頭も良くないし、彼らに共感できるほど不幸でもなかったので何とも言えない部分はありますね。

一つ疑問に思ったこととしては、理紗はどうしてあんなに自分を卑下というか下に見ていたんだろうかと。
父親にもはっきりとNOと言えず、表面を取り繕って醜い自分をひた隠しにしていたから?
確かに父親に最後までやられちゃったのはコンプレックスを持っても仕方ないと思うけど、表面を繕うなんて誰でもやることだし、そんな特別気にすることかなあ。
まあ、私が理紗の心情を読み取れてないだけかもしれないですけど。

結局なにが言いたかったんでしょうね、この作品は。
根本的にはキラ☆キラと同じなのかなあ。
泉√ではロックンロールって言葉も出てきていましたし。
残酷で救いも何もない世界だけど、精一杯生きろ的な。
キラ☆キラよりずっと救いがなくて、明日には終わってしまいそうな感じがするので、あんまり生を肯定してる感じがしないですが・・・。

以下、思ったことを徒然と。

・詠美の誘拐や、婦人警官の拘束とか、上手くいきすぎて違和感を覚えた。抜きゲーレベルの都合の良さ。
学に用意周到さを期待するのが間違いだけど、流石にもうちょっとどうにかしろよと思った。

・最初はボイス無しなのかと思うほど聞きにくかった。ちょっとでも早くクリックしたらマジ聞こえない。
ただ、声優さんの演技も微妙だったりしたのでまあそれはそれでという気もした。

・婦人警官とは何だったのか。犯されて感じまくり。抜きゲーか。

・麻里とは(略)

・2章で武が詠美をボコボコにしてるシーンがCARNIVALで一番面白かった。抜きゲーやれよ俺。
いやまあ、エロはともかく復讐するのは見ていて気持ちが良いよね。


とまあこんな感じかな。
泉√も良かったですが、なぜ泉が学を好きになったのかはよく分からなかったですね。
好きになるのはともかく、あんなあっさり二人で放浪の旅に出られるものかなあ。
退屈していたみたいですが、うーん、謎。

点数としては78点くらい。
狂気をテーマにするには中途半端だし、キラ☆キラほど心に響かなかったので。
不幸を背負わせればいいってものじゃないと思うの。

プレイ時間は正確に計れていませんが、一晩で終わったのでおそらく3〜4時間程度かと。
まあ短いですよね。
キラ☆キラをやり直したくなってきましたなあ。