Flyable Heart

茉百合シナリオクリア。


はあああ、すっげえええ驚いた。
茉百合さんが変貌したあのシーン、あそこまで驚いたのはマブラヴオルタのまりもちゃん以来ではないだろうか。
って言うと流石にちょっと大げさですかね。
でも不意打ち過ぎるよ。マジびっくりした。
ただ、あれが完全な素というわけでもないですよね。
晶の父親の件もあって、敢えてああいう態度を取っていただけで。
ブラックな面を見たことで、よりいっそう茉百合さんを好きになりました。
しかし、なんとか茉百合さんの心を開いたものの、お家のことなど肝心な問題は投げっぱなしだけど、いいんだろうか。


さて、今回気になることは2つ。
主人公の過去の在籍記録がなかったこと。
そして、それを調査していたはずの奏龍たちが、そのことをあまり覚えていなかったこと。
前者については、主人公がそもそも存在しているのか?という疑問が出てきます。
すずのみたいなわけ分からん幽霊が出てきてるわけで、晶もそういう存在なのではないかとか考えたり。
とはいえ、すずのと違ってちゃんと全員から認識されてるので、矛盾しちゃうんだよね。
うーん、分からん。
後者については、茉百合が倒れた夜に主人公が別の世界線に移動したみたいな描写があったので、
そこで世界が切り替わってるのかなと。
晶を正体したのが奏龍の母親ってことになってたけど、それは中盤までの話の展開的におかしいから、世界が変わったとしか思えない。
ただまあ、どういう原理なのか全然分からないですけど。
今回はすずのに助けてもらってコンティニューしたわけでもないですし、自力で世界を移動したりできるのかな。
とまあ色々考えてみましたが、結局よく分からんという結論になりました。

シナリオ的には、ラストがちょっとあっけなかったのが残念でしたね。
どうせならお家の問題も解決して、晶の父親もエピローグに出してほしかった。
とはいえ、茉百合さんには非常に驚かされましたし、凄く続きが気になってプレイできたのもまた事実。
個人的にはイマまでで一番面白いシナリオでした。
伏線をきちんと回収してくれれば、名作になるんじゃないかなという期待も出てきました。

そういえば、桜子って死んだのかしら。
ラスト直前に茉百合さんがお見舞いに行ってたのって桜子しか思いつかないんだけど。
検査入院なんて言ってたけど、とても信じられないしなあ。

晶の父親も地味に本筋に関わってきそうですね。
最初からちゃんと声も立ち絵もある時点で、プロローグだけってことはないと思いましたが。


プレイ時間は8時間27分。
次は桜子ですね。