図書館に本を返すので、早めの更新。



何かちょっと期待してたのと違った。
手話についての色々なエピソードとか、ろう者たちの意外な話、とか期待してたんだけど、結構堅い内容でした。
ろう者の権利獲得の話とか、手話の歴史とか。
前者はともかく、後者は正直興味無いw
前半は真面目に読みましたが、後半は読み飛ばしてしまいましたw
こんなんで感想書くのもどうかと思いますが、前半はちゃんと読んだよ。
最初に著者が書いた、小学生の国語の教科書に採用された手話に関する話を出して、そして小学生の感想とか載せるという、ある意味自己満足的な内容。
いやー、何だろう、小学生の感想がみんなこの話に感動した、とか、著者が凄いとかそんなのばっかりだったからそれだけでちょっとうんざりしてしまったんですよね。
ここでちょっと斜に構えて物を言うと、小学生だって本当に思ったことばかり書くとは思えないよ、と。
私が感想を書けと言われたら、やっぱりこういうマンセー的な文章にする方がお咎めもなくて楽だから、そうは思ってないけど書くだろうし。
・・・って、本筋とは全く関係ない話ですね。
ろう者には欠格条項のためになれない職業がある云々の話で、薬剤師の免許については最近もらえるようになった、と言う話はこの前偶然テレビで見ました。
確かアンビリバボー。
で、一気に話は飛んで車の免許の話。
色々あって、ろう者でも免許を取れるようになりました。
聞こえなくても安全なのかと、私も素朴に疑問になるところですが。
著者によると、健聴者のように、話しながら、カーラジオを聴きながら、ケータイをかけながら運転することはなく、目に神経を集中さあせて周囲の安全を確認しながら運転するから大丈夫、らしい。
この説明だけじゃまだちょっと納得できないんだけれども。
健聴者がみんな話しながら運転するわけでもないし、ろう者がみんな周囲に安全を確認しながら運転してるのかどうかも分からない。
まだ安心出来ないと思うのは、別に偏見は無いつもりですが、これも偏見ですかねぇ・・・。
まあ、私自身車を運転したことがないので、運転の際に「音」が聞き取れることがどれくらい重要なのか分からんので、どうしても推測の域を出ないのですが。
ラクションの音とか聞こえないって、やっぱ危険じゃないかな・・・?
まあこんなのはここでうだうだ考えてるより運転してるろう者の方に直接聞いた方が早いですけどね。
それに、健聴者でも特に最近の若者*1では耳どころか目も見えてないんじゃないかというくらい自分勝手な運転してる人もいるので、ここでろう者の運転ばかり取り上げるのも不公平かもしれません。
感想としては、こんくらい。
あんまり興味が持てなかったのは、手話の勉強が足りてないからかなぁ。
ぶっちゃけ、この3ヶ月くらいで私が習った手話も、2週間しっかり勉強すれば追いつける程度の量しかないですし。
本だけじゃ勉強しにくいんだよね、やっぱ実際に目で見ないと。

*1:馬鹿者とも言う。