練習

ケータイの目覚ましが鳴る。
こういう時に流れる音楽というのは、いくら好きな曲でもうざく感じるものだ。
以前は俺もそうだったのだが、ある曲に変えてからはそうでもなくなった。
よほど思い入れのある曲だからだろうか。
時刻は8時過ぎ。
まだ余裕がある。10分後に目覚ましをセットして2度寝を敢行する。
10分後、同じ要領で8分後にセット。
さらに7分後、5分後と繰り返し、結局2度寝どころか6度寝した。
そろそろ時間がヤバい。
しかし、突発性5月病を患う俺に、授業を受ける気力は残されていなかった。
体調を考慮して、自主的にやむをえず自宅療養することにした。
・・・端的に言おう。
かったるいから授業を丸ごとさぼった。
いつからこんな不真面目な生徒になったのか、誰か教えてくれ。
こうやって誰しも汚れていくものさ、と勝手に一般化して合理化してみる。
だが、さぼってしまえばこっちのものだ。
この素晴らしき開放感。既にやりたいことは決まっている。
俺は朝飯を食べると、目的の場所へと向かった。


着いた先はレンタルビデオ屋。
平日の朝にしては、人が多いな。
もしや、と思って店内を注意して見てみると、案の定今日は料金が半額になる日だった。
1ヶ月に2日しかないことを考えると、この日に訪れたのはもはや運命なのではないだろうか。
無神論者のくせに、こんな時だけ神を使ってさぼりを正当化する。
自分の器の小ささを再確認しつつ、目当てのDVDを探した。
残念ながら、多くは貸し出し中だった。
仕方なく1巻だけ借りて帰宅の途につく。
早速鑑賞してみたが、正直言って微妙だ。
制作者の苦労を1ミリも考慮せず、自分だったらこうする、ああする、と監督気取り。
さて、鑑賞も終えて12時も過ぎている。
昼飯の調達をしなくてはならないな。
俺は再び外へ出かけた。



・・・はい、ということで。
微妙に小説風味にしてみるてすと。
やっぱり、普通に書くよりだいぶ時間かかるね、これ。
なんでいきなりこういう風にしたかというと、ハルヒの憤慨に影響されたからですw
簡単に言うと、主人公たちが小説書く話だったんですよ。
よし、じゃあ、私も、ということで少し頑張っちゃってみた。
だけどやっぱり大変。こっちの文体の方がずっと楽。
ちなみに、この後も色々あったけど面倒なので割愛。
あと、借りたDVDはシャナね。
新しく本も買った。イリヤの空、UFOの何とかってやつ。
結構面白そうですよ。
うん、まあ、今日はこんな感じ。
しっかし、小説風にしてみて思ったのは、内容がただの日記じゃどういう風に書いても面白くないってことですね。
今までこんなつまらない文章を垂れ流していたのかということに愕然としつつもやめる気はないというこの開き直り。
明日はちゃんと授業出るよ。うん。